北海道＆東日本パスとは
北海道＆東日本パスとは、JR北海道、JR東日本、北越急行、青い森鉄道、いわて銀河鉄道の普通・快速列車に7日連続で利用できる格安パスです。
発売期間及び値段
発売期間：2024年11月26日から2025年1月4日まで
利用期間：2024年12月10日から2025年1月10日まで
発売価格：大人 11,330円 子供 5,660円
利用条件
- 利用できるのはJR北海道、JR東日本、北越急行、青い森鉄道、いわて銀河鉄道の普通・快速列車です。JR東日本のBRTにも乗車出来ます。
- グリーン車は普通車グリーン自由席に限り利用できます。詳細はこちらから。
- 特急（含む新幹線）に乗車する場合は特急券の他に普通乗車券が別途必要です。
- 特急は以下の区間に限り北海道＆東日本パスのみで乗車が出来ます。但し、この区間を外れて利用した場合、全区間の特急料金及び普通乗車券代がかかります。
| 路線名 | 区間 | 利用できる設備 |
| 奥羽本線 | 新青森～青森 | 普通車自由席 |
| 石勝線 | 新夕張～新得 | 普通車指定席の空席 |
| 室蘭本線 | 東室蘭～室蘭 | 普通車指定席の空席 |
- 北海道新幹線の新青森～新函館北斗間は別途特定特急券（新青森新函館北斗間だと4,000円）を購入することで普通車指定席の空席を利用することが出来ます。
- 有効期限の最終日は終電まで有効です。
- 今回の北海道＆東日本パスにおいては、JR北海道の特急・北海道新幹線が1日乗り放題になる北海道＆東日本パス北海道線特急オプション券はありません。
青春18きっぷと北海道＆東日本パスの違い
青春18きっぷと北海道＆東日本パスの大きな違いは、18きっぷがJR六社と一部3セクの普通・快速列車に乗り放題なのに対し、北海道＆東日本パスはJR北海道とJR東日本と一部3セクの普通・快速列車に乗り放題になることでしょうか。
後、利用期間が青春１８きっぷですと３日連続、５日連続なのが、北海道＆東日本パスでは７日連続であると言うことがあげられます。
旅行先がJR東日本、JR北海道完結の場合一日あたりの単価が青春１８きっぷだと３日用が約3,400円、5日用ですと約2400円ですが、北海道＆東日本パスでは1,600円程度ですので、連続という条件はつきますがパスの方が安くつくでしょう。
北海道新幹線に乗車して北海道に移動する、本州に引き揚げてくる場合、18きっぷだとオプション券（費用は4,500円）を用いるところ、パスだと特定特急券（特急券は4,000円）です。
また乗車区間も18きっぷオプション券だと道南いさりび鉄道で五稜郭～木古内の移動と木古内～新青森となり若干手間もかかり、乗車機会も相当制約が掛かりますが、パスだと新函館北斗駅から新青森駅までダイレクトに結んでくれますからこちらの方が便利だと思います。
まとめ
北海道＆東日本パスはJR東日本、JR北海道、一部３セクの普通車自由席に乗り放題の７日間有効なきっぷです。
また、北海道と本州を結ぶ北海道新幹線も特定特急券（座席を指定することなく普通車の空席を利用可能）を購入すれば新青森～新函館北斗まで乗車が出来ます。
青春１８切符よりも利点があるのは青春１８切符はJR６社と一部三セクだったのが、JR北海道・JR東日本と一部３セクと範囲は狭まりますが、１日分の料金が半分近くにまで下がることです。
また、北海道と本州を結ぶ北海道新幹線のアクセスのしやすさは特定特急券の方が、北海道新幹線オプション券より勝ります。
利用予定区間がJR北海道、JR東日本に閉じているのであれば青春１８切符より北海道＆東日本パスの方が利用価値は高いのではないでしょうか。
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